エコプランのはじまりは廃棄物処理分野の「古い体質」を変えようとしたところにあります。
この業界は「歴史」のある会社がクライアントを圧倒的に抱えていて強い。下関市内の人口規模から考えると過剰な業者数がある中で歴史ある会社に対抗していくには、新規営業しかないと考えました。

今は地場物件よりも全国でチェーン展開する店舗の出店が多い傾向にあります。
とにかく出店情報をいち早くキャッチして、あらゆるクライアントに足を運び、新規店舗が出来ると聞くたびに営業をかける、その繰り返しです。
ありがたいことに最近は弊社の評判を聞いてご紹介もいただけるけようになり、業界が少し元気になったようだという声も聞きます。

起業するにあたり、業界を変えようという大それた気持ちはありませんでしたが、誰も動かないのなら自分は攻めようと思い、がむしゃらにやってきた事が結果的に起爆剤になり、業界全体が活性化されて成長していくのはいい事だと思っています。

扱うものが廃棄物とはいえ、我々はその道のプロでありサービス業にかわりありません。
現場の人間の言動一つで相手を気持ちよくさせることも、不快な思いにさせることもできます。身なり一つにしてもそうです。

弊社が最終的に目指すのは「一流ホテルのフロントマン」。
廃棄物を扱っているからといって服装が汚れるのは仕方がないというのはおかしい。プロだからこそ、服装を汚すことなく作業をこなさないといけません。
そういった気持ちを持つことで、仕事の姿勢や行動も違ってくると思います。
スタッフがさりげなく現場を清掃していくことだけでも、相手に気持ちよくなってもらえるはずです。

ゴールを見据えて行動するという意味では、営業も現場も一緒で「イメージを描く」「演出する」「半歩先の行動」 が大切です。
よく「一歩先を考えた…」という言葉を耳にしますがそれは経営者が考える事。
その時その時、臨機応変に迅速に対応するためにも現場の作業員には「半歩先」の行動を徹底させています。
スタッフへのハードルが高すぎると思われるかもしれませんがうちの社員ならきっと出来ます。
今に、現場スタッフの行動を見ただけで「ああ、エコプランの人だ」と言われるようになるはずです。

業界のイメージも良くなってきていると感じますが、古い体質から抜け出して次のステージを目指さなければいけません。我々はサービス業。お客様に喜んでもらうために何ができるのかを考えて行動していくべきだと思います。

そのために、まずは自分が率先して行動し、会社の歴史や規模に関係なく自らのポジショニングを主張していくつもりです。エコプランが目指すのは全国制覇！
これからは地方の我々が、ワンストップサービスで業界のイニシアチブをとる時代です。

ただ、その前にやらなければならないことが山積みです。
現状では、弊社のプレゼンがどれだけ良くても、最終的に会社の規模や歴史、まだまだ歴史の浅い会社だといった理由でふるいにかけられます。
そういった古い価値観や慣習を覆していくのが弊社の仕事だと考えています。
プレゼンをしっかりとやって、社員教育もして…。
攻めの姿勢は崩さずに、しっかりと足元を固めながら、強い土台を持った会社を作っていきたいのです。